2008年5月29日

母の味はアメリカの味?


私が物心ついた頃には我が家にしっかりと住み着いていたアメリカ製品があります。それはバウルと呼ばれる元祖ホットトースター!母が私が産まれる前に知人に頂いた商品らしいのですが、子供の頃、早起きをした日は特別に、ハムやキャベツのたくさん入った最高に美味しいホットサンドイッチを作ってくれたのです。このサンドイッチは何とも素朴な味で、カリカリのパンの耳をかじると、こぼれそうになるほどに詰まった具の中からトロトロと溶けたチーズが口から溢れ出します。先日2週間ほど日本出張に出かけましたが、何年ぶりか?(何十年ぶり?)にこのサンドイッチを食べることになりました。何故”食べることになったか?”と言いますと、中国に駐在中の兄と私の帰国が偶然にも重なり、夕食の席で母が”貴方達にとっての母の味はなあに?”と子供である我々に聞いたところ、何と兄が間髪入れずにこのホットサンドイッチをご指名したのです。私も母もビックリ!何故ならば全く想定外の答えだったのです。私も母もやはりお約束ですが煮物とかそういう類の返事が来ると思っていましたので。。。だからそんな話をしていたら、その懐かしいサンドイッチをムショウに食べたくなったのですが、まさかまだ実家にこのバウルが存在しているとは思わず、その存在に2度目のビックリ!次の日の朝に早速甘えて作ってもらいました。美味しい♪何度食べてもやっぱり美味しい♪見るからに明らかに綺麗とは言えない状態になっている古いバウルちゃんですが、母いわく、何とか新しい
バウルが欲しくてあちこち探して、似たような日本製品を買ってみたそうですが全然ダメなのだそうです。
だから一度は捨てかけたバウルちゃんを捨てれずにしまっておいたのだそうです。今回久し振りに食べたこのサンドイッチは私にとっても母の味の仲間入りをしました。昔はアメリカも良い製品を作っていたのね、と
母と話しながらサンドイッチを一緒に頬張りました。ちなみにリクエストを出した兄が、仕事のために今回はこのサンドイッチにありつけることができなかったのは本当に可哀想でした。お兄ちゃん、ゴメンね!私がお兄ちゃんの母の味を食べちゃいました。

2008年5月13日

満腹ボウリング


いつも2ヶ月に一度ほど、私はマンハッタン本社の社員を都合のつく人だけ集めて飲み会を行っています。
不動産業はとにかく大変で体力的にもクタクタな毎日となります。そのため、日頃の感謝の気持ちをこめて
ご馳走することにしています。その際、社員に、”何食べたい?”とアンケートを取るのですが、今回は満場一致で焼肉でした。いつも私が心掛けている点は、”亜紀さん。もう何も食べれません”というセリフを参加者全員から聞くことです!食べ足りない飲み会なんて寂しいじゃないですか!ところが今回は張り切って注文し過ぎたらしく、中間地点で”亜紀さん、もう食べられません・・・”という声がちらほらと聞こえてきました。う?ん。確かに頼みすぎたかな・・・。しかも2人前しか頼んでいないはずの牛タンが10人ほどのメンバーでしっかりと食べれる量(汗)!しかも焼肉屋のオバちゃん、張り切って焼肉から他の食事まで全てまとめて持ってきたので目を疑うような量!ビールに焼酎・・・。どれだけ飲んで食べたかかわかりません!今回お邪魔した焼肉店はKumGangSan。韓国人街にありますがお肉は少々甘め。ちなみにこのお店はクイーンズのFlushingにもありますが、Flushingの方が美味しいし、最初に出てくるおつまみの量も多いので、本当に”焼肉を食べたい!”ということであれば是非、クイーンズまで足を伸ばして下さい。さあ、腹ごしらえをした後は2次会へ!いつもはカラオケに流れる我々ですが何を思ったか、突然ボウリングに行くことになってしまいました。PortAuthorityの中にあるボウリング場をご存知でしょうか?日本のイメージとは異なり、DJも居るようなクラブになっているのです!そして日本では考えられないですがしっかりとしたバーも併設されているので、本当に踊りながら+酔っ払いながら投げるのでかなり盛り上がります!我々は夜中の1時過ぎまで盛り上がりましたが、私は15年ぶりくらいで行ったボウリング・・・。大分張り切り過ぎて次の日は全身筋肉痛。恐る恐る社員に聞いてみたら、みんな元気なようでした。とほほ・・・。これは歳かな?

2008年5月8日

学生の気持ち


学生という肩書きを持っていたのは遥か昔のことですが、最近大勢の現役学生さん達と交流する機会がありました。NYの総領事館も公認している学生団体(NYJSA)が主催したパーティーがあり、今回はスポンサーということでは無くゲスト企業として参加してきました。今回の主旨はズバリ学生と社会人の交流会というものでした。つまり、企業側としては現役の学生が何を考えているか?を知ると同時に会社を宣伝する場にもなりますし、学生からしてみれば社会人の先輩達の就職時の苦労話などを聞きながら自分をアピールできる、というものです。マイコミ(毎日新聞系列の留学関係会社)が今回のメインスポンサーということもあり、100人ほどの学生が集まりました。それにしてもどこでこういう情報を得るのかわかりませんが、他州はカリフォルニアから、はたまた日本から来ている学生さん達もいらっしゃいました。私の非常に短い数分のスピーチに感銘を受けてくれた学生さん達から声を掛けられ、何だか久し振りにとても情熱的な気持ちになりました。アメリカで働きたい!と強く思った時代の自分と重ねながら、彼等の気持ちに答えるべく、私も一生懸命にお話をしてあげました。ただ、一つ思ったこと。。。それは元気があったのは全員女の子だった、ということ!某人材派遣会社の社長さんとお話をする機会が最近ありましたが、そういえば彼も、”亜紀さん、男の子は全然ダメだよ!”って言っていたっけ。。。元気の無い男性陣が非常に印象的となってしまいましたが、不思議と実際に雇用する立場で考えてみると、女の子は元気ですが面接名人が多すぎるかな?とも思ったりします。雇用されるまでは良いのですが、なかなか続かない!さてさて・・・。今の学生が何を考えているのか?を一瞬で判断するのは本当に困難だなあ・・とため息をついています。私が学生だった頃は、周りの学生達はとってもシンプルでわかりやすい人間が多かった気がします(笑)あれ?もしかして類は友を呼ぶかしら???

2008年5月1日

サクサクもっちりピザ


アメリカ人が2日に1回は食べると思われるダイエットの強敵ピザ。私はアメリカ生活が長くなりますが、実は全く食べないのがこのピザ。別に太るから、ということではなく、恐らくあのお行儀悪く手で食べるのがなんとも好きではないのです。また、大体過去に田舎街のショッピングモールで食べた際の”まずい”という印象が、口の中でトラウマになっている部分もあるのだと思います。し・か・し。私のピザに対する印象を大きく覆す大事件が最近ありました。私が経営する不動産会社のハリソン支店(マンハッタンの北部に位置する環境豊かな郊外)の目の前にある一見普通のピザ屋さん。支店に顔を出した際に、寒いし面倒だしたまにはピザのランチもいいかな?という気軽な気持ちで入ったこのピザ屋さん。大体のマンハッタンのピザ屋が全くイタリア人とは無縁の方々によって焼かれている中で(笑)、登場してきたオーナーはピザを産まれる前から食べていたのではないかと思われる風貌のイタリア系の素敵なオジサマ♪普通、マンハッタンでピザを頼むと冷たくなった薄いピザを釜に入れ、2分もすれば色気の無い小さな箱に入れられて出てきますが、このピザ屋さん、待てど暮らせど出てこないのです。”悪いけど、まだかしら?”と聞いたら、”今ご注文を頂いたピザはトマトソースを塗るところから心を込めて作っているからもう少し待って!”と言うではありませんか!期待に胸を膨らませて待っていること10分ほど。釜から出てきたピザの美味しそうなこと!支店に持ち帰りコートも脱がずに”パク”っと頂きました。きゃああああああ!美味しい!具も落としそうになるほどにたっぷり乗っているし、生地もサクサクなのにもっちりとした食感。思わずイタリアにでも来たのでは?と錯覚してしまうほど美味しいピザでした。いや、あれはピザではなくピッツアでございました。ハリソンに住む日本の方は大変多いことと思いますが、是非、童心に返って美味しいピザを頬張ってみて下さい。もちろん、お帰りの際には弊社の支店にお寄り頂くこともお忘れなく!