2009年6月27日

間違ったコンセプト


先日、日本企業資本のレストランが
人気エリア、トライベッカに堂々オープン
しました。(ちなみに手がけたのはPlan
Do Seeという会社で、日本でレストラン
や結婚式会場などを含む多角
経営をしている会社です)。
このお店のコンセプトとしては、シェフも
サーバーも日本の最高の物をお届けする
・・・というものらしいのですが、私はかなり
大きな疑問を感じました。
とにかくまず残念だったのが立地。人気の
トライベッカならどこでも良いと思ったのか、
私のような良い不動産業者に巡りあう事が
できなかったのかは知りませんが(笑)、私
なら絶対にお勧めしない場所にあります。
少し話しはそれますが、トライベッカは実は学校区が非常に良く、最近
日本人のみならずアッパーイーストに居住していた裕福な白人層が
こぞって移住している地区になっています。有名レストランも豊富に揃い、
子供が遊べる公園も多く大人気スポットです。
彼らがお店を開いた場所は完全に日本人を含む人の流れが理解できて
いない人が作る場所です。また同時に非常に残念なのが本当に店内
には日本人スタッフしか居ないということです。メニューはパスタを中心
とした洋食でお洒落な寿司バーもあるという、いかにもニューヨークらしい
ネオジャパニーズ。そのため通りすがりの人はメニューには興味を抱く
かもしれませんが、店内を見てみると、全てのスタッフが”アジア人”
となるとかなり足を踏み入れる人は躊躇すると思うのです。
残念ながらどのような国の食事でも上手にアレンジしてしまうという、
食生活に貪欲な日本人とは異なり、この国の人々はまだまだかなり
コンサバな要素を持っています。そのため洋食は欧米人が作るもの、
とか、サーバーがアジア人だと英語が通じない?などと思って
しまう方も多いと思いのが現実です。加えてアジア人=中国人という
数式がまだ成り立っているこの街では、せめてマネージャーは日本人
でもホールスタッフは現地の人を雇うべきであったと考えてしまいました。
入り口も非常に閉鎖的なため、本当に残念な部分が多かったのですが、
美味しい食事と最高のサービスに満足してしまったのは何を隠そう私
自身でした。(苦笑)
最近こういう”間違ったコンセプト”を持って多額の資本を投入して開いた
レストランが、軒並み潰れて行っています。そういう時、私は非常に勝手
ながら思うのです。”私に聞いてくれれば・・・”と!

2009年6月18日

お食い初め



先日、うちの娘は生後100日を迎えました。そのため”お食い初め”の
儀式をささやかに行いました。現在、仕事・家事・育児の3つをこなして
いる私としては、そこまで盛大には用意する時間が取れませんでしたが
限られた時間の中では何とか形になったと思います。
お赤飯も手作りして頑張りました!勿論、娘の名前にちなんで美味しい
桃も用意してみました!でも仕事が終わってから大急ぎで作ったので、
できあがった頃には娘の機嫌が非常に悪くなってしまい、写真を撮ろう
と思ったらお赤飯に手を突っ込んだり、すったもんだのお食い初めでした。
こういうことは親の満足のためにやっているんだよなあ・・と思いながらも、
どれだけ娘を愛し大切に思っているかは、記録として残してあげたいなあ、
と思いました。
さて、この100日間、早かったような本当に長かったような。。。
でも社員を含め、本当に多くの皆様にご協力を得ながら、何とか育児
が軌道に乗ってきたかな、と思っています。そのため、お陰様で娘は
すくすく(・・・というよりブクブク?)育っておりまして、まだ3ヵ月半なのに
何と体重は6700グラム!これは半年くらいの子供と同じくらいの体重
もあります!日に日に重くなる娘を前に激しい腰痛と戦う日々です。
社員の一人に韓国人が居るのですが、彼に聞いたところ、韓国でも
この”お食い初め”の儀式はあるようです。どうやら話を聞く限りでは、
日本よりも大分盛大に行うようです。どの国でも親が子供を愛する気持ち
には変わりは無いんだなあ・・・と改めて実感しています。

2009年6月13日

プライバシーと個人情報

先日書いたブログで子供のプライバシーに関して触れましたが、補足として、
今日はプライバシーと個人情報の違いについて書きたいと思います。
最近、仕事をしながら、本当に仕事がしにくい時代になったなあ、と実感して
います。私の仕事はかなりプライベートに関する情報を知る必要があります。
それは年収であったりパスポート番号であったりするわけです。家主に交渉を
したり申し込み用紙を記入する際には、必ず勤務先や年収が必要になるわけ
ですが、最近、これらの情報を開示するのを非常に拒む方が増えています。
また、我々のサービスの一環として電気やガスの解説をお手伝いするわけ
ですが、その際にはこちらでの保証が無いために日本のパスポート番号を登録
しますが、その際にこのパスポート番号を教えることを拒否する方も非常に多く
困っています。正直申し上げて、このアメリカという国を知っている方であれば、
家主や電気会社などにそういった類の情報を教えることに違和感を感じる方が
いらっしゃるのは理解できますが、問題は仲介業者である我々にでさえ、一切
そういう情報を開示したくないと仰る方が増えていることです。これでは残念
ながら物件を貸すことができなくなってしまいますよね。家主側としては、その
彼らが隠したかがっている情報こそが一番知りたい情報なのですから!
ところが、大変驚くことに、こういう情報を開示拒否する方々に限って、我々個人
の個人情報、(つまりそれが”プライバシー”だと私は思うのですが)、を土足で
聞いてきます。初対面であるにも係わらず、また女性である私に対して、突然
既婚者であるか?年齢は幾つであるか?などの質問をどんどんしてくるのです。
日本社会ではあまり違和感が無いかもしれませんが、アメリカに長く住んで
いると、これらの質問こそが完全なる守秘義務がある個人情報だと私は思って
います。
最近、この問題を考えさせられることが非常に頻繁になっており、本当の意味
での個人情報とプライバシーとは何だろう?と経営者としても考えざるを得ない
ようです。
皆さんはどうお考えでしょうか?

2009年6月9日

日米の子育ての違い



先週の日曜日。とてもお天気が良いのでドライブがてらニュージャージー州
の友人宅に突然お邪魔することにしました。”近くにいるけど寄っていい?”
という本当に突然の訪問でしたが、とても気軽にウェルカムしてくれました。
このあたりは日本では見られない気軽さがあるなあ、といつも思います。
私が彼らを訪ねることにした理由は、彼らには2人の子供が居て、しかも現在
3人目を妊娠中であることから、今の私にはとても役に立つ情報をたくさん
持っているだろう、と思ったからです。お陰でたくさんの役立つ情報を得ることが
できましたが、同時に日米の考え方の違いをいくつか見つけることができました。
これらは頭では知識としては知っていたことですが、実際に子供を持ってみて
話をしてみると大分見えてくる景色が違うことに気付きました。
まずは子供の大好きな”おもちゃ”に関して。
彼らの家には溢れる量のおもちゃがありますが、それは子供達の友達の家から
比べると一番少ない方なのだそうです。日本ではそれなりにおもちゃを買い
与えることを抑えるような文化があると思いますが、こちらアメリカは全く逆。
そういえば不動産の仕事をしていると、恐ろしい量のおもちゃや人形に囲まれた
子供部屋がある家を、何度も見たことがあるなあ、と思い返しています。彼らの
幸せの尺度はどうやらこのあたりにあるようです。溢れる量のお人形やおもちゃ
に囲まれて育つことが、愛情や豊かさの象徴になっているようです。それ自体を
否定するつもりはありませんが、一度遊んで飽きてしまうようなおもちゃを買う
くらいなら、何か他のアイデアが無いものか?と考えてしまいます。
次に考えさせられたのは子供の住環境に関してです。
これはテレビなどでも良く話題になりますが、小さい子供にはプライバシーが
あるかどうか、という点です。日本では子供が結構大きくなるまで親と一緒の
布団で寝ることが多いようですが、アメリカでは必ず子供達の部屋が宛がわれ
ます。親と一緒に寝ることは虐待だと言われることもあるくらい非常にセンシ
ティブな問題のようです。しかし何よりも重要視されるのが子供が持つ
”プライバシー”の問題です。アメリカではどんなに小さい子供でも、プライバシー
があると判断されています。そのため、私のような仕事をしていると、これらの
問題を考えさせられることが多々あります。日本の方は小さい1BRでも
子供2人と一緒に住むことを交渉してくれ、と仰る方が非常に多いのです。
これをこちらの家主に言うと目を丸くして非常に驚きます。部屋の大きさに
よって住める人数がビルの規則で決められていることが多いので、日本の
皆様のリクエストにお答えするのは大変難しいことになります。
子育てのお役立ち情報を得に気軽に立ち寄った友人宅でしたが、考えさせ
られることが多くなった週末となりました。

2009年5月26日

本当に良いレストランとは


今年のメモリアルデーは快晴に恵まれ、いよいよ楽しい夏
が近くなったことを教えてくれる最高のお天気でした。
私は毎年この時期にはサウスハンプトンに足を運びます。
マンハッタンから車で1時間半くらいの場所にある避暑地
で、日本で言うと葉山みたいな感じでしょうか?
この街を訪れる理由の一つに、私が大好きなレストランが
あることがあげられます。マンハッタンにあったら常連になる
こと間違い無し!という太鼓判を押すレストランがあります。
Le Chefというカジュアルフレンチのお店ですが、必ず毎年
初夏には遊びに行っています。今年、このレストランに
初めて子供を連れて行きましたが、このレストランが、良い
レストランである所以(私が勝手に言っているだけですが)
を再確認することができました。
店に入るとまず、2人(+ベビー1人)であるにも係わらず
とても大きい席を用意してくれ、バギーを店で預かって
くれました。その後、オーダーをした直後から子供が強烈
にぐずり始めてしまい、お行儀が悪いのですが、結局、
私が先に食べてその間に主人が子供を外で散歩し、
その後交代しようということにしました。すると、食事が
運ばれて来ると直ぐにオーナーが飛んできて、担当の
ウェイトレスに、”ご主人の分はキッチンでフタをして
置いておいてあげて”と指示を出してくれました。
そして最後にお店を出る際に、私がお詫びしたら、
”あなた達がゆっくりお食事をできなかったことが申しわけ
なく思います。それにうちのお客さんにはこんなに可愛い
子供に対して文句を言うような人は誰も居ません。また
いつでもいらしてください”と最高の笑顔で送り出してくれ
ました。
全て当たり前のように聞こえるかもしれませんが、この
さりげない思いやりを持っているレストランって、実はそんな
に多く無いなあ・・・と思っています。そしてこういう気持ち
になった時にこそ、チップ社会の意味を実感したりします。
それにしてもそんな状況下で食べたにも係わらず、本当に
美味しいランチでした♪
最近、しみじみ子供を連れてマンハッタンを歩いていると、
ニューヨーカーの優しさを感じています。スターバックスで
コーヒーを買おうとすると、必ず店内のお客さんや通りすがり
の方が気持ち良くドアを開けてくれます。そもそもこの街の
のドアというドアが重過ぎることが問題なのですが、本当
にこういう思いやりは、心から嬉しく思いますし感謝の心
で一杯です。
こういう日々の思いやりに触れた時に、自分も弱者に
対しては常に無条件で優しくありたいと、心に誓いました。
★ちなみにレストランの写真を撮るのを忘れましたので
また子供の写真を掲載します。体重は2倍です★

2009年5月6日

”豚”インフルエンザの報道について


アメリカという国は、しみじみと全てが自己責任の下で動いていると実感しています。
今回の豚インフルエンザに関する報道を日本とアメリカで比べてみると、その違いは
明らかです。日本は遥か遠いメキシコで感染者のニュースが報道されたばかりの頃から、
驚くほどのスピードで準備が整い、街行く人のほとんどがマスクマンに変身してしまい
ました。また、感染を防ぐための宇宙人のような服を着るにあたり、有識者が地方
自治体を回り、その着衣の方法の講習を関係者に施しているほどの”熱狂ぶり”です。
さて、感染者がメキシコの次に多いアメリカの報道は一体どうでしょうか?
一応ニュースでもトップニュース扱いではありますが、あくまで”報道のネタ”の
一部になっているとしか思えないような報道内容だと思いました。
現に感染者が出ている私の住むニューヨークでは、街行く人にインタビューをするコーナー
でも、ほとんどの人がこのインフルエンザに関する知識も薄く、全く恐れていない人が多い
ことが明らかになりました。挙句の果てに、”過剰報道だ”という意見を言った人が非常
に多いくらいでした。勿論、マンハッタンを歩いていると、誰一人としてマスクをして
いる人は見かけません。
私は新生児を抱える身ですので早急に日本から質の良いマスクを大量に取り寄せましたが、
マンハッタン内では、逆にマスクをして歩くのに勇気が要るくらいです。
でも笑えることに、手の消毒液は異常な売れ行きだということです。私からすれば
とにかく大きな声で喋り続ける国民だからこそ、マスクをして貰いたいのだけど・・・と、
思う日々です(笑)
狂牛病の時もそうでしたが、アメリカでは国民の不安を大きくあおらないように冷静な
報道を心がけているようですが、日本は逆に国民の不安を過剰にあおる報道に走りがち
だと思います。そして全てにおいてマニュアル化するところは、さすが・・・!と思う
反面、軍隊的だよなあ、とちょっと思ったりしてしまいます。アメリカという国で生きて
いくには、”Informed Choice”という言葉が非常に重要となります。つまり情報は
あげるけどその情報をどのように使って処理するかは貴方次第ですよ、ということに
なります。最近私が経験した出産などは、まさにそのInformed Choiceの繰り返しでした。
妊娠、出産、母乳、育児などに関して、とにかく膨大な情報が飛び交う中で、いかに
その情報を自分の持っている軸の中で処理していくか、がとても大切になります。
日本もこの”Informed Choice”ができる人間になることが、真の国際人になる鍵
であろうと思っています。

★ちなみに写真と文章は全く関係ありません!載せる写真が無かったので生後2ヶ月の娘
の写真を掲載しました★

2009年4月27日

心配事



あと1週間ほどで子供は生後2ヶ月になります。元気に毎日たくさんオッパイを飲んで、たくさん泣いて
一生懸命に”赤ちゃん”をしています。とても小さい体ですが、その存在感は大きく、我が家で一番
大きい顔をして生息しています。2800グラムで生まれた我が子は気がつけば4800グラムになり
2000グラムも増えていました。そのため腰の悪い私は子供を抱きかかえることが日々辛くなってきて
しまっています。この先、どれだけ大きくなるのかな。。。と少々不安を抱えています。
さて、そんな中、心配事があるのです。写真を見て頂ければ一目瞭然ですが、可愛い我が子の
可愛いオヘソが、とても大きく肥大しているのがおわかり頂けることと思います。へその緒が取れた
後、見る見るうちに大きくなり完全に”でべそ”になっています。小児科の先生に1ヶ月健診の際に
尋ねたところ、新生児に良くあるヘルニアだと言われました。ところが2ヶ月を迎えようとしている今、
再度不安になり電話で相談しましたら、全く心配無い・・・と言うのです。でもなんだか全く小さくなる
気配が無いこの突起物を前に、毎日心配でたまりません。実はあまりにも泣き止まないことが重なった
時に、”あんまり泣くとでべそになるよ!”って何度も言っていたので、私自身、ちょっと笑えない心境
となっています(苦笑)。だから毎日オヘソに手をあててお祈りしています。
小児科の先生が問題無いと言うのですから問題は無いのだと思いますが、これってノーマルなの
でしょうか?このブログをお読みになっている方で、お子様をお持ちの方が居て、これと同じ症状を
見たことがある方がいらっしゃれば、匿名で結構ですのでアドバイスをお寄せください!
もしくは、ご自身が実は”でべそです!”という告白でも結構ですが。。。あれ?これでは役に立たない
かしら?